「Kiwi Monitor カラースキーム 第3版」を公開

2022年8月17日に「Kiwi Monitor カラースキーム 第3版」を公開しました。


Kiwi Monitor では震度に対応した独自の配色を使用しており、これを Kiwi Monitor カラースキームと呼んでいます。第1版は2018年12月(Kiwi Monitor v1.2.0公開時)、第2版は2020年5月(Kiwi Monitor v1.6.0公開時)にいずれも本サイトで公開しました。


第2版では明度を連続的に変化させるなどの対応を行いましたが、色相がまだやや不連続であることや、全体的に明度が暗めであること、オーバーレイする文字色を決めにくいことなどといった問題がありました。そこで、既存の問題を解消する形で新しい配色を作成しました。


今後、この震度配色を「Kiwi Monitor カラースキーム 第3版」(略称:kiwimonitor cs3)と呼ぶこととします。それぞれの配色を公開しますので、ご使用の際は参考にして頂ければと思います。


「Kiwi Monitor カラースキーム 第3版」配色一覧(2022年8月17日現在)

<震度:#16進数カラーコード (R値, G値, B値)>

震度1: #3C5A82 (60, 90, 130)

震度2: #1E82E6 (30, 130, 230)

震度3: #78E6DC (120, 230, 220)

震度4: #FFFF96 (255, 255, 150)

震度5弱: #FFD200 (255, 210, 0)

震度5強: #FF9600 (255, 150, 0)

震度6弱: #F03200 (240, 50, 0)

震度6強: #BE0000 (190, 0, 0)

震度7: #8C0028 (140, 0, 40)

なお文字色は、震度2以下と震度6弱以上で白色 #FFFFFF を、震度3~震度5強で黒色 #000000 を推奨します。文字色の不透明度は95%程度に設定すると背景色に馴染みます。




参考画像1 Kiwi Monitor カラースケール第2版と第3版および気象庁配色の比較



参考画像2 震度分布図への適用例(2018年6月18日の大阪府北部の地震)



参考画像3 震度分布図への適用例(2022年3月16日の福島県沖の地震)




なお現在、Kiwi Monitor アプリは公開を停止しているため、アプリへの適用は行っていません。開発や公開を再開し次第、配色をアプリにも適用する予定ですので、しばらくお待ちください。


Kiwi Monitor プロジェクトは、2022年5月20日をもって4周年を迎えました。また前身を含めたものは、2022年8月16日をもって8周年を迎えました。今後ともKiwi Monitorをよろしくお願い致します。