「Kiwi Monitor」Version1.1.0を公開

2018年8月3日に「Kiwi Monitor」のVersion1.1.0を公開しました。


今バージョンでは、震度の表示方法に新しく「震度アイコン」を追加しました。

設定ウィンドウの[表示]タブから[メイン]または[サブ]タブを開き、表示画像の「震度の表示方法」選択ボックスを「震度アイコン」に設定すると、震度アイコン設定を有効にできます。

有効にすると、リアルタイム震度では震度1以上を観測している点の上に、EEW予測震度では震度1以上を予測している点の上に震度アイコンが描画されます。

たとえばEEW予測震度では以下の画像のように表示されます。

これまでより具体的にどの地域でどの震度が観測予測されているかを把握できるようになりますので、ぜひご利用ください。


(画像:2018/07/07 20:23頃発生の千葉県東方沖の地震時の緊急地震速報を再現)




さて、Version1.1.0では以下の追加と修正、変更を行いました。

・【追加】メイン画像とサブ画像の震度の表示方法に新しく「震度アイコン」を追加しました。

・【修正】強震観測の画面設定について、「ウィンドウをアクティブにする」「ウィンドウを最前面で表示する」「ウィンドウを閉じている場合は開きなおす」の操作を一度実行するとそれ以降いっさい同じ操作が実行されない不具合を修正しました。

・【修正】緊急地震速報を受信しても正常にキー送信とファイル実行が行われない不具合を修正しました。

・【修正】タイムシフト設定のバーを左に動かした状態でソフトを再起動したとき、設定にかかわらずバーの表示が「0分前」になる不具合を修正しました。

・【変更】メイン画像とサブ画像の「震度を気象庁震度階級で表示する」チェックボックスを削除し、新たに「震度の表示方法」選択ボックスを追加しました。選択ボックスの「標準」はこれまでのバージョンでチェックを入れていない設定に、「震度アイコン」は新たに実装した震度アイコン設定に、「震度階級」はこれまでのバージョンでチェックを入れていた設定に相当します。

・【変更】画面に複数の震度が表示されると混乱を生じるおそれがあることから、メイン画像で強震震度を表示中に震度3以上の地震情報を受信したときは強震震度の表示を終了するように変更しました。

・【変更】P波・S波到達予想円について、表示色をより明るく見えるよう変更しました。

・【変更】神奈川県の沖合に設置されている相模湾海底地震計について、地域名を「その他」から「相模海底」に変更しました。

・【変更】EEW予測震度で震度の表示方法を「震度階級」にした場合(これまでのバージョンで「震度を気象庁震度階級で表示する」チェックを入れていた場合)に、グレーで表示していた震度0.5未満の色を描画しないように変更しました。

・【変更】ソフト起動時に緊急地震速報を受信していたときはキー送信とファイル実行を行わないように変更しました。

・【変更】タイムシフト設定のバーについて、「0分前」の表示を「最新」に変更しました。

・その他の細かい修正と変更


ダウンロードはこちらのサイトの「Download」メニューより行えます。