「Kiwi Monitor」Version1.2.0を公開
2018年12月9日に「Kiwi Monitor」のVersion1.2.0を公開しました。
今バージョンでは、ピンポイント震度表示地点を選択する際に、経緯度を指定するとそこから最も近い距離の観測点を自動的に選出できるようになりました。
例えば、現在このソフトウェアでは北海道札幌市中心部から最寄りの観測点を検索しようと「北海道 札幌」などと検索しても何もヒットしませんが、経緯度で札幌市のある地点の経緯度(札幌駅:北緯43.068611度, 東経141.350778度 など)を入力して検索すると、最寄りの地点が江別市の江別観測点であることが分かります。なお、経緯度の指定は小数点以下0桁~6桁に対応しています。
さらに、今バージョンでは震度配色を変更しました。
2018年4月に改定された「カラーユニバーサルデザイン推奨配色セット ver.4」に準拠し、より様々な人に使いやすくなりました(なお、これまでのKiwi Monitorの震度配色は「カラーユニバーサルデザイン推奨配色セット ver.3」に準拠していました)。
今後、この震度配色を「Kiwi Monitor カラースキーム」と呼ぶこととします。それぞれのRGB値を公開しますので、もしこの配色を使いたい場合は参考にして頂ければと思います。
なお、この配色や呼称は2018年12月9日現在であり、今後変更する可能性があります。
「Kiwi Monitor カラースキーム」RGB値一覧(2018年12月9日現在)
震度1:グレー(132, 145, 158)
震度2:青(0, 90, 255)
震度3:緑(3, 175, 122)
震度4:オレンジ(246, 170, 0)
震度5弱:薄い茶色(187, 117, 0)
震度5強:茶色(128, 64, 0)
震度6弱:ピンク(255, 128, 180)
震度6強:赤(255, 75, 0)
震度7:紫(153, 0, 153)
薄い茶色については「カラーユニバーサルデザイン推奨配色セット ver.4」にはなく独自に色を作っています。また、ピンクについては「カラーユニバーサルデザイン推奨配色セット ver.4」のピンクより青みを強くしていて、赤との区別をつきやすくしています。
(画像)「Kiwi Monitor カラースキーム」
このバージョンでは以下の追加と変更、修正を行いました。
・【追加】ピンポイント震度表示地点の選択に経緯度検索を追加しました。
・【変更】震度配色を「カラーユニバーサルデザイン推奨配色セット ver.4」に準拠するよう変更しました。
・【変更】P波・S波到達予想円について、表示色をより明るく見えるよう変更しました。
・【修正】一部の環境で特定のエラーメッセージが表示される不具合を修正しました。
・【修正】地震情報について、取得時のエラー発生可能性を下げるよう修正しました。
・その他の細かい修正
ダウンロードはこちらのサイトの「Download」メニューより行えます。
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