「Kiwi Monitor」Version1.5.1を公開

2019-12-20に「Kiwi Monitor」のVersion1.5.1を公開しました。


Ver.1.5.1では以下の変更と修正を行いました。

・【変更】地震検知に用いる手法を改善し、特に陸域の浅い地震についてこれまでより最大数秒はやく強震震度を表示できるよう変更しました。

・【修正】Ver.1.5.0で更新した強震観測点リストにおいて、茨城県古河などいくつかの観測点で震度を正しく取得・表示できでいなかった不具合を修正しました。

・その他の細かい修正



さて、Kiwi Monitorは前身のKyoshin EEW Viewerを含めると、来年2020年夏には公開から6年を迎えます。

過去を時系列で振り返ると、2014年のKyoshin EEW Viewer(β)、2016年のKyoshin EEW Viewer、2018年のKiwi Monitorと、2年ごとにソフトを作り直してきました。このペースでいけば2020年にも新しいKiwi Monitorを公開することになると思います。

Kiwi Monitorに着目すると、2018年5月にVer.1.0.0を公開してから現在に至るまで様々な機能や設定の追加を行ってきましたが、いっぽうで強制終了する問題を含む「安定動作」には大きな課題を残しています。その理由の1つに、実装した設定項目の動作をすべての組み合わせで充分に検証できていないというものがあります。

そこで、2020年のKiwi Monitorは、これまでに実装した設定項目をいったん減らした、いわば軽量版Kiwi Monitorを制作し、

 ・不具合を入り込みにくくすること

 ・不具合を早く発見して修正しやすくすること

の2点に重きを置いて、「安定動作」をモットーにしたものを作っていければと思います。


来年も、Kiwi Monitorをご愛顧いただくようよろしくお願いいたします。



ダウンロードは「Download」メニューより行えます。